ご本殿は、現在国宝に指定されています。
日本最古の神社建築様式の一つ「大社造り」の原型を、ほぼそのまま残している為、
その風格には自然と感嘆のため息が漏れるほど。
まるで本を開いて伏せたような切妻(きりつま)屋根に、古代の情緒を感じます。
こうして下から眺めますと、V字に伸びた千木(ちぎ)の先端部分が、
まるで八雲山の背景から飛び出して天を刺すようにも見えてきます。
部分毎の造りが重厚で、雄壮で、いかにも神が鎮座される様子が伝わって参ります。
大国主大神のバイブレーション。
それはとても温かで円やかな波動です。
グラウンディングの強いエネルギーも感じます。
社殿全体は南面しているのですが、奥にあるご神体は、西面して鎮座されています。
なぜ西を向いているのか、多くの人が疑問に感じる事でしょうが、
西にはちょうど、稲佐(いなさ)の浜があるのです。
稲佐の浜の位置は「出雲大社」の西方に開けている日本海側になります。
旧暦十月十日(新暦十一月十四日頃)の夜には、出雲での会議に出席すべく、
この稲佐の浜に全国から八百万の神々が降り立ち、お迎えの神事「神迎祭」が行われます。
「神在月」の始まりです。
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