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ジャパネスクバイブレーション
出雲 ~神々の舞い降りる国~
大国主大神と、そのパワー
 

大国主大神(おおくにぬしおおかみ)は出雲の主神です。

大国主大神にはその性質や偉業を讃えて、実に多くの異名を持っています。
日本書紀では国作大己貴神(くにつくりおおあなむちのかみ)、八千戈神(やちほこのかみ)、顕国玉神(うつしくにたまのかみ)。
古事記では、大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)。
いずれにしても、最も大きな位置づけとしては、国創りの神、というものでしょう。
国を創るという大きな事を成し遂げるには、知識や努力だけではなく、様々な状況を乗り越えていくだけの「運」と、様々な障壁を突破していく「実行力」が必要です。
その大国主の力を示すような2つのストーリーを、簡単にご紹介いたしましょう。

 
 
大国主がまだ若い頃のお話です。
大国主には80人の兄弟がいました。
ある日、美しいと名高い因幡の八上姫に求婚する為に
兄弟皆して出掛けることになりました。
大国主はいつもの様に荷物持ちをしながら、みんなの後に続きました。

兄弟たちが砂浜を歩いていると、そこに一匹の白兎が泣いていました。
訊けば、ワニを欺し損ねて皮を剥がれてしまったとのこと。
痛がる白兎に兄弟たちは「海にザブンと入ってから、風に当たるといいよ!」と親切そうに教えます。白兎が早速その通りにしたところ、ますます傷が痛んで痛さにのたうちまわって苦しみました。

そこへ、遅れて大国主がやってきました。
白兎から事情を聞いた大国主は
「河口近くに行きなさい。真水で体を洗った上で、蒲の花粉を撒いた上に寝転がれば良くなりますよ。」
と教えました。
白兎が大国主の言う通りにすると、兎の体はすぐに良くなりました。

「ありがとうございました。ありがとうございました。」
白兎は何度もお礼を述べると、急に真面目な顔になって、こう予言しました。
「あなたのご兄弟は誰一人、姫の心を射止められないでしょう。姫は、あなたにこそ相応しい。」
白兎の予言通り、大国主は見事姫の心を射止め、良い仲になりました。

 
◆「出雲神話のスサノオ」と、「ギリシャ神話のペルセウス」
 

大国主と姫との仲を、良く思わなかった兄弟たちは、あの手この手を使って何とか大国主を殺めようとします。その度に母がそれを阻止し、彼の命を救います。
困った大国主は生き延びる術を請うために、根の国のスサノオの元を尋ねます。しかし目的よりも先に、スサノオの娘、須世理姫と恋仲になってしまうのです。

須世理姫が結婚の許しを請おうと大国主を父に紹介すると、スサノオはこう言います。
「この男に試練を与えよう。それに打ち勝てば結婚を認めよう。」

大国主は、幾つかの試練をクリアした後、スサノオが眠った隙に須世理姫を連れて、スサノオの大事な宝を持って根の国を逃げ出してしまいました。

余りの見事さに感嘆し、
「お前の持って行った宝で兄弟たちを倒しなさい。
そしてこの国の主(大国主)となり、大きな宮に住みなさい。」
とさすがのスサノオも大笑いで認めます。

こうして大国主は、スサノオの予言通り、80人の兄弟を成敗した後、見事に国創りを成し遂げました。


 
◆「出雲神話のスサノオ」と、「ギリシャ神話のペルセウス」
 

大国主は、急な難所や数々の修羅場さえも、事も無げにくぐり抜けました。
その様子は、あのスサノオでさえ、大笑いで認めたほど。

「何としてでもやって見せる」という強い意志と実行力。
「いかにそれを成すか」という知恵と創意工夫。

彼に現実創造を可能にさせたのは、有形無形の「縁」によるサポートでした。
修羅場を経、現実を創った彼だからこそ、彼のポテンシャルを高めてくれた縁の大切さを痛いほど理解するのです。
彼は、「縁」を結びます。より私たちが輝けるように。より素晴らしい未来を創るために。
ぜひ大国主のバイブレーションを感じて、ポテンシャルを高め、貴方らしい現実をお創り下さい。


(たまき)

 


 

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